ロレックス オイスターパーペチュアル34 14金無垢 / ROLEX Oyster Perpetual 14K solidgold Ref.1002

名機の輪郭。

Ref.5512、1675、1016 ──

数々の物語を担ってきた名作たちの背後にあるのが、

当個体に搭載されるCal.1560という名機。

後に“最高傑作”と称されるCal.1570の礎として、

その役割は極めて大きなものでした。 

守られ続けたコンディション。

長い年月を経た夜光塗料は 深みを備えながらも、

バーインデックスおよびドルフィン針には

しかし劣化の兆しが見受けられません。

“保存”という語よりも、

“守られてきた”という表現の方が、より適切かもしれません。

色の揺らぎ。

艶のあるシャンパンカラーダイヤルは、

見る角度により、写真には写らない

"緑金の漂い"を見せてくれます。

現代の18金無垢モデルと並べてご覧いただくことで、

色調に込められた時代性をご体感いただけるのではないでしょうか。

ドルフィンハンズ。

後期型に見られるバーハンズに対し、

本個体は前期型の特徴とも言える

ドルフィンハンズを搭載しております。

その造形は華美ではなく、

落ち着きある表情を湛えた 静謐な趣きを漂わせております。

世代の継ぎ目。

製造年は1965年、

シリアル6桁から7桁へと移行した世代であり、

Ref.1002はまさにその狭間に位置する個体。 

バブルバックを起点とする第4世代として、

Cal.1560搭載機の中でも特筆すべき存在と言えるでしょう。

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