フォーミダ ヴィンテージ クロノグラフ 2reg / FORMIDA Vintage Chronograph 2reg Cal.Landeron 48

メタルブレス・革ベルトを選択可能です。

ご注文の際、特記事項欄にて「メタルブレス希望」又は「革ベルト希望」とご記入くださいませ。

1950年代当時、ロレックスを含む多くの時計ブランドは、ケース、ムーブメント、風防、ストラップなどを含むほぼ全てのパーツを他社から調達し、自社拠点で組み立て、文字盤に自社の名前を刻印することで 当商品のような比較的無名のブランドを名乗り販売する事ができました。

特に、1940年代当時には Chronographe Suisse（クロノグラフ・スイス）というブランドが、安価な「汎用」クロノグラフ時計と部品を提供し、多くのブランドがそれを採用することで自社の名を冠していました。

地元の宝石商でさえ、これらの時計を自社ブランドとして販売していました。

この年代の時計の多くは バルジュー社、ヴィーナス社、ランデロン社 等と言った舶来ムーブメント、34~38ミリという絶妙なサイズ感により 貴重なコレクターズアイテムとなっています。

現在でもすべての企業がゼロから時計を組み立てているわけではなく、大手高級ブランド（タグホイヤー、ウブロなど）はETA社のムーブメントや様々な外注部品を使用しています。

当個体に搭載されているランデロン48クロノグラフムーブメントの特徴は、4時の位置の下ボタンでストップウォッチのストップとリセットを行なう点です（通常は上ボタンでスタートとストップ、下ボタンでリセット）。

パティーナ調の程よいヴィンテージ感あふれる文字盤がエキゾチック感を醸し出しており、温かみのある装いを叶えてくれるでしょう。