ジャガールクルト メモボックス・スノードロップ Ref.E877 / Jaeger LeCoultre Memovox Snowdrop 1970's

─ アラーム機能を搭載した前衛的なタイムピース ─

1972年に発表され、

メモボックス・スノードロップの愛称で親しまれたRef.E877。

メモボックス・ポラリス IIやメモボックス GTと並び、

ダイヤルに煌めくハイライトと、

豊かな曲線美を際立たせたフォルムによって

1970年代を象徴する「大型・大胆・カラフル」という

当時の美学を体現した一本です。

─ 創造性と技術の融合 ─

1970年から1972年にかけて製造された

8つのメモボックスコレクションの最後を飾るモデル。

独創的なラインを描くその姿は、

グランド・メゾンのデザイナーが抱いた溢れる創造性と、

限界を超えて挑み続けたウォッチメーカーの技術の結晶です。

─ 機能美が宿るダイヤル ─

ケースと裏蓋が一体となったワンピースケースに収められた

ブラックダイヤルには、「レイルウェイ」ミニッツトラックが配され、

アラーム設定を容易にする高い視認性を提供します。

─ 革新の鼓動、キャリバー916 ─

キャリバー916は、ジャガー・ルクルトが1969年に発表した

毎時28,800振動の高速テンプ「スピードビート」を採用した

初のアラームムーブメント。

従来のバンパー式とは異なり、自由回転ローターを搭載した

初の自動巻きアラームウォッチとして、

精度と利便性を兼ね備えた革新の心臓部となりました。

わずか2,000本しか生産されなかったこの希少なモデルは、

時を告げるだけでなく、日常に詩的なリズムを刻みます。

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