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BUREN

ビューレン マイクロローター スーパースレンダー / BUREN Super Slender

定価
¥168,000
定価
特価
¥168,000

Case size: 34mm

税込
商品スペック・付属品
  • REFERENCE:─
  • SERIAL:772904
  • MOV:自動巻き     
  • CAL:BUREN 1000A
  • YEAR:About 1950's    
  • MATERIAL:SS
  • CASE SIZE:34㎜
  • BAND SIZE:─㎝
  • 付属品:当店オリジナルBOX
  • オーバーホール済み
  • ITEM NO.10301

─ マイクロローターが描いた未来 ─

ローターをムーブメントの地板に埋め込むという発想。

それは、厚みを削り、

自動巻きの構造を再定義するという挑戦でした。

マイクロローターは、機械の中に潜む詩であり、

時計がより薄く身体に寄り添うための、静かな革命でした。

─ 二つのブランド、ひとつの発想 ─

1950年代の終わり、スイスの空気に同時に芽吹いた発想。

ビューレンとユニバーサル・ジュネーブ。

互いを知らぬまま同時期に同じ概念へと到達したその歩みは、

偶然の一致ではなく、

時代が求めた構造的な必然だったのかもしれません。

─ “マイクロローター”と“プラネットローター” ─

ユニバーサル・ジュネーブが刻んだ“Micro-Rotor”という名は、

やがて美と革新の象徴となりました。

一方、ビューレンの技術者、

ハンス・コッハー氏が願った名は“Planet-Rotor”。

しかしその名は、時の流れの中で忘れられていきました。

名付けとは、記憶の支配でもあります。

1954年、ハンス・コッハーが申請した特許 CH329804A。
語られることの少ないその事実は、時計史の中に静かに埋もれている。

─ 発明の帰属 ─

驚くべきことに、ユニバーサル・ジュネーブは

ビューレンとの特許紛争で敗訴しました。

その後、ビューレンはその技術的優位性を背景に

他社へのライセンス提供を積極的に行います。

ユニバーサル・ジュネーブも例外ではなく、

ポールルーターに搭載された機構に関して、

ビューレンとの間で1つのムーブメントごとに

特許使用料の支払いを強いられていたのです。

─ 特許の行方 ─

後の1958年にユニバーサルにも特許が付与されました。

ビューレンによる明確な先行申請があったことを考えると、

そこには商業的な妥協があった可能性が高く、

しかしそれを裏付ける証明は存在しません。

 

半世紀以上の時を経てなお、

手首の上で静かに回り続ける小さなローター。

その真意は、ムーブメントだけが

知っていれば良いのかもしれません。

 

時代を超えた歴史のロマンを、

ぜひその腕元でお愉しみください。

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