パルミジャーニ・フルリエ トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ Ref.PFC904 / PARMIGIANI FLEURIER Tonda PF Minute Rattrapante 40

ラトラパンテの再定義。

「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」は、

世界初となる分単位のラトラパンテ機構を搭載したモデル。

 8時位置のプッシャーで5分、10時位置で1分。

目的に応じて分針がジャンプし、経過時間を可視化するという、

これまでにない発想が息づいております。

それは、ダイバーズウォッチのベゼルで行っていた計測を、

ムーブメントそのものに内包させた革新でもございます。

重ねられた針。

ダイヤルには、時針と2本の分針が重ね合わされております。

1本目はロジウム加工されたゴールド製、リアルタイムを刻む針。

2本目は、通常はその下に隠れている18Kローズゴールド製の分針。

プッシャーを押すことで現れ、目的の時間を静かに指し示します。

そして、両者が重なった瞬間、

計測された時間が完了したことを告げる沈黙の合図となります。

直感と精度の融合。

この機構は、スプリットセコンドのように、

リューズ一体型のプッシャーで元の位置へと戻されます。

その動作は、直感的でありながら、極めて精密。

複雑機構でありながら、操作性と視認性を犠牲にしない

その設計思想は、パルミジャーニ・フルリエが掲げる

“美と機能の調和”そのものと言えます。

仕立てられた輪郭。

ケース径40mm、厚さ10.7mm。

ステンレススティールとプラチナのコンビネーションが、

品格と軽やかさを両立させております。

バーリーコーンのギョーシェ装飾が施された

サンドグレーダイヤルは、

光の角度で表情を変える織物のような質感。

まるで、テーラーが布のドレープを仕立てるように、

マニュファクチュールの手によって構築されたシルエット。

時間の再構築。

搭載ムーブメントは、Cal.PF052。

21,600振動／時、48時間のパワーリザーブ、部品数271。

その内部には、分を操るための新たな設計思想が宿っております。

時間を読むのではなく、使いこなすための機械芸術。

それが「トンダ PF ミニッツ ラトラパンテ」の本質です。

WatchTender銀座店へのご来店ご予約はこちらから。

watchtenderginza.com